2018年の3月14日。
ホワイトデーです。
shujiworksはクリスマスかホワイトデーに年に一回、教室のみんなにクッキーを焼きます。あとお世話になった人々にも。
毎年毎年、違うことをしたいなーと思っているのですが確定申告やら年度末のお仕事に追われテンション高めにクッキー作りをいたします。

今回はおそよ600枚分焼きます。約6キロ分。
種類は6種類。プレーン、ジンジャー、マカデミア、クランベリー、スパイス(シナモン・ペッパー)、紅茶。

せっかくなんでシールを作り、一つ一つを梱包します。
原材料も記載します。

こんな感じにシールを貼ります。

そんな作業を続けていると夜になります。
翌朝に渡す分のみ焼きます。
なので5日連続で焼きます。

ホワイトデー。
4月でも良いのになーといつも思います。
使わなくなったミシンを譲り受けることがあります。
革を初めて思いつくだけで20台近くのミシンが自分の元に縁あって来ました。
壊れているモノ、調子が悪いモノは足りない知識を補填しつつ、使えるだけでなくよりよくするためにパーツを付けたりと改善もしました。
その時の最高の出来に仕上がったら、使いたいと思う次の人の元へ送り出します。半分趣味みたいなものです。
数があっても困るので、自分は用途の違うものを一台ずつ持ってます。
たまにあげた方のお家に行って稼働しているのを見ると嬉しい気持ちになります。うんうん、調子良いねーなんて心の中で褒めたり。
譲ってくれた方もきっときっと嬉しいはずです。
そんな橋渡しをすることが多くなった気がします。
今週はミシンの簡単なメンテナンスをしに久喜市に行く予定。
今回もそんな一台。
もうほぼメンテナンスが終わってます。

いまは鞄に使用していたミシンを靴で使用できるように改良します。

送りをローラー送りにする作業。
簡単な作業です。
あとオイルアップしたり、清掃しまた組み直します。

そして試し縫いをし、この後に定規なんかもつけてみる予定です。
ゆっくりだけど、このミシンもしっかり送り出せるようにしたいと思います。
手縫いももちろん好きですが、ミシン縫いも好きです。
柔軟な自由なモノ作りをするためになんでもできるように、なんでも好きになれるようにすることが大切だと思うのです☆
蝋のお話と頂いた蝋のお話。
手縫いをする場合に糸に蝋を引きます。
縫い易くしたり、糸が解れるのを予防したり、糸が切れてもミシン糸のようにパラパラといかないようにするため。
いろんな職人さんが試行錯誤して蝋を作ります。
shujiworksも夏用と冬用に少し手を加えて作ります。
主にミツ蝋と木蝋に少し松脂を加えたものを作ります。
ミツ蝋はミツバチから取れたもの。
木蝋はおもにハゼノキから取れたもの。
松脂は松ですね☆

nakajimaさんが作ってくれた蝋です。可愛い小箱もつくったそうです。
可愛い!

こちらのキャンドルは蝋繋がり☆彡
oosakiさんが作ってくれました。
おしゃれを演出する日が来ましたら灯させていただきます。
ありがとうございます。
椿などの油や熊の油とかは取ったことありますが、まだ蝋は取ったことがありません。
是非に今度チャレンジしてみたいと思います。

仕事がおわり、自宅に戻ると料理をする。
革をしてなかったら料理をする人になっていたんじゃないかなってくらい料理が好きだ。
料理をしながら一日に起こったことを思い出し、頭の中で整理する。帰宅した後はそんな時間。
アスリートじゃないからそんなに気を使わなくてもと思うくらい、栄養面に気を使う。
もともと栄養や効用なんかも好きだからですね。
外食より自炊が好きなshujiworks。
初めは自営業者たるもの健康管理、身体作り、心の健康に気を使わなくてはと少しは思っていたが、意識しなくても自然に身体が動くから不思議だ。
ただただ好きなだけなんだろうなー。
新しい素材に出会うとそれをどう使おうか迷いながらも、心地よい高揚を覚える。
この素材をどのように自分に取り込んでやろうかという小さな戦いを挑むそんな感じ。
勝ったらずっと自分の心強い仲間になってくれる。少し変かもですが・・・。
いまはまっているのはカンボジアで買ってきたグリーンペッパー(乾燥させる前の生の胡椒)。もちろん検疫に通してます。
山椒のような柑橘な香りがし、乾燥させたものよりも優しい辛さ。
戦う相手がいることはとても楽しいこと。
実践という経験を手に入れることで、自分がまだまだ成長していると感じられる。
料理もですが、楽しみながらやっていたら知らない間に上手くなっていたっていうのが、理想の学び方な気がします☆
いろんな人といろんな話をするために一つでも疑問と答えと経験と失敗を貯めておきたいです。
これまた不思議なのですが、意外なことがまわりまわって革が上達することもあるんです。
これ本当に☆彡
真鍮金具の他にカバンを作る時に鉄やアルミなんかで金具も製作する。
たまーに木も使ったりする。トランクとかに。
今回は鉄とアルミを使ってダレスバッグなどの口枠ものの金具サンプルを製作しました。
手間はかかるけど、自分好みのサイズに作れるのは嬉しいものです。

アルミの場合は小さい丸みより大きい丸みの方が難しい気がします。アルミで大きな丸みを作る時はしっかりとした冶具が欲しいところ。
鉄は硬さがあるし伸びもいいから、大きな丸みも小さな丸みも作りやすい。しかし鉄は比重が重いので、鞄自体が重くならないように気を付けければいけません。
久しぶりの金属加工。
やはり楽しい☆
溶接も20代前半にやっていたけど、いまは全然やってない。
アーク溶接、半自動溶接、TIG溶接もたくさんやっていたのにもうまともに出来る気がしない。
たまにやると面白いから、また金属加工できる場所を作りたいと思う今日この頃。

2018年が始まりました。
写真は西伊豆なので夕日。
もう覚えているだけで30年近く同じ夕日を見ている。
不思議です、ただ不思議です。

新年は毎年行っている小さな神社で幕開け。
少し眠って、烏帽子山という場所に行く。
ここも毎年行く展望がきれいな場所。オススメです。大変ですが・・・。

それからまたいつも行く流木なんかを拾う場所へ
流木やガラスや陶器や可愛い石やらやらがあります。

毎年同じように過ごせることはとても幸せなことと感じる。
さー今年はどんな年になるだろう。
昨年は自分以外のことに目が向いていた気がするので、今年は自分に目を向けなくてはいけないなーと思う。
先延ばしにしていて、ドキドキ楽しい気持ちが薄れてしまったら勿体ないから。
モノ作りももちろん頑張らなくては。
昨年にshujiworksに縁がありました方々すべて。
2018年も健康第一で楽しく過ごせますように願っております。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
shujiworks手縫い革工房
shuji kawada
タイにアジア周辺の国々の革職人たちが材料を買いにくるそうです。
さーどんな材料や道具があるのかせっかくだから見て行こうとカンボジアの帰り道にタイのバンコクに寄りました。
お目当ては特になく、もし良いのがあったら輸入できるかなと視察です。

浅草や蔵前、浅草橋的な雰囲気が漂います。
どこも変わらないんだなーとなんか納得。

丸ポンチやヌキなど工具がたくさん。
値段は日本に比べて安いものもあれば高いものもある。んー値段の基準がわかりにくいです、自分の中の相場が合わない・・。
中には見たこともない道具があるからついつい買ってしまう。試してみたいです、なんでも☆

糸なんかは麻はあまりなく化学繊維のモノに蝋引きした糸がたくさん売ってました。
日本にはない微妙な色がたくさん。こちらも試してみたいからどんどん買います。

金具はあまり真鍮の無垢はなく鉄にメッキが主流でした。
装飾がタイっぽいというか日本ではあまり見ない感じです。
こちらも面白いからかごに入れていきます。

メインとなる革素材。
大きく2つに分かれていてタイ産とイタリア産。
イタリア産は日本でよく見るので置いておいて、タイ産のお話。
タイ産はオーストラリア原皮でタイタンナーがなめしています。
仕上げはアイロンで表面を平らにしている気がします。
タンニンぽい固さを持っていてコバ磨き等しやすい気がします。しなやかさは買ったので日本に帰ってから試そうとおもっているのですが、まだ試してません・・・。
近くのタイにもたくさんの発見がありました。
革に関わることは一つでも多く知れたらいいなーと眼を光らせているのですが、今回のおかげで海外もアリだなと実感。
海外もどんどんと見に行こうーと思いました。フットワークをもっと軽くしたいです。
買ったものをどんどん使って試して、得られるものを自分のものにしていこうと思います。
shujiworks手縫い革教室 手縫い鞄教室 手縫いバッグ教室 バック教室 bag school レザークラフト教室 体験教室 レザーワークショップ 東京都中央線国立駅 徒歩7分
革小物修理 革もの修理 革の財布修理 革手袋修理 革のバック修理 革のベルト修理革のショルダー修理 革のトランク修理 革のパンツ修理 革靴修理 革ジャン 革ジャケット修理
日本以外で昆虫をしっかり観察したことがないので、カンボジアの昆虫たちをしっかり見てみようと思いました。
ですので、計画的に日本より虫網持参しました。折り畳み式で伸ばすと2mになります。はねなど傷つかないように配慮し専用の虫ネットです。

トンボに蝶に日本にいない虫たちが多数。
図鑑をよく見ますが名前がわからないものばかり。しっかり記憶をし後で調べてみようと思います。

子供の時から好きな事ってなかなかやめられない。
夢中になれる瞬間。まさかこの歳になってもやってるのかーと驚きます(笑)
つくるものに少なからず影響しているので、まぁー良しかなとは思うのですが☆
これからも旅行の都度やるんだろうなぁー。

昆虫観察とは関係ありませんが、
カンボジアに一ノ瀬 泰造さんの記念碑があります。
旅行中がなんと命日だったため、これは行くしかないと訪れました。
20代のときに見た「地雷を踏んだらさようなら」を思い出します。
記念碑の周りは花が咲き蝶が飛び、きれいな鳥の声が響いてました。
手を合わせその場を後にしました。

shujiworks手縫い革教室 手縫い鞄教室 手縫いバッグ教室 バック教室 bag school レザークラフト教室 体験教室 レザーワークショップ 東京都中央線国立駅 徒歩7分
革小物修理 革もの修理 革の財布修理 革手袋修理 革のバック修理 革のベルト修理革のショルダー修理 革のトランク修理 革のパンツ修理 革靴修理 革ジャン 革ジャケット修理
今回の旅でタイのバンコクの革の工房を数件見て回りました。
アジア圏の革の本場と言えばタイと聞きます。
タンナーさんを含む材料屋さんも多く集まっています。
ということはおのずと革の工房もたくさんできているんですねー!!
日本の革の工房はたくさん巡っていたので、バンコクはどんな感じなんだろうなーと視察も兼ねて。
吸収しえるものはないかなーと図々しくも突入します☆

製作方法や道具なども違うから自分が知っているやり方とだいぶ違うと感じました。
手縫いがメインで製作している場所ですが、製作している緊張感がだいぶ違うことに驚きました。
日本はもくもくと製作しているのに対し、どちらかというと井戸端会議的なノリがあります。
道具も手道具で見たことないものがたくさんあり、一つ一つこれまた図々しく聞くこととなりました。

国民性や土地柄のせいか好みもずいぶんと違う気がして面白い工房巡りとなりました。
爬虫類の革が多く取れるから厳つい感じに見える。
まーなんにせよ面白い工房ばかりでした。
今後も機会があったら海外の革工房を回ってみようと誓うのでした☆☆☆
shujiworks手縫い革教室 手縫い鞄教室 手縫いバッグ教室 バック教室 bag school レザークラフト教室 体験教室 レザーワークショップ 東京都中央線国立駅 徒歩7分
革小物修理 革もの修理 革の財布修理 革手袋修理 革のバック修理 革のベルト修理革のショルダー修理 革のトランク修理 革のパンツ修理 革靴修理 革ジャン 革ジャケット修理