toggle

革モノづくりのススメ

革モノづくりのススメ

START

  • shujiworks手縫い革教室ではカリキュラムというほどではないのですが、
    気がついたら革物を楽しく作れるようになるために頭をひねって考えた革ものづくりススメがあります。
  • Step1

  • まずは2つの理由から小物からスタートすることになります。
    • 1.小物を製作することによって革の手縫い基礎技術や手縫い道具の扱い方をすべて身につけることができるからです。
      中物や大物の製作をすることによって身につける事も可能ですが、複数のことをまとめて覚えるより一つ一つを明確な目的を持ち素早く製作できるのが小物の利点です。
      材料が少なくて済むので何度も試すことができ、失敗を恐れずどんどん挑戦できます。
    • 2.自宅で製作することを目的としているので小物から始めることによって小さなスペースに少ない道具から始めることが可能です。

    Step2

  • それから中物に当たるポーチやシンプルなトートに入っていきます。こちらは型の基礎を覚える小物で学んだ技術を使って作っていきます。
    中物の基礎後には手縫いで靴を作ることもできます。手道具を中心に自宅で作る靴づくりも学べます。
  • Step3

  • 大物はトランクやダレスバック、ブリーフケースなど。中物の延長にあり普段使いのものではないけれど手縫いの王道なものを作ります。
    小物・中物の応用で製作します。大物製作時には自分で考え製作手順を踏めるように教えています。


  • ☆楽しく学んでいって自然に技術が身について好きなものを自分なりにどんどん作れるようになるように考えた進め方です。


    Step1

    小物作りから始まる

    step1-gallery

  • なぜ革小物から作り始めるかというと、それは革小物を製作することにより大まかな手縫い製法や革モノ作りの道具の使い方を学ぶことができるからです。
    各革小物に一つから二つの新しい技術や新しい道具を使いながら製作できるように考えました。
    革小物であれば学ぶことを詰め過ぎることをせず、また早く製作することができます。
    自宅で製作を始めるにも革小物から作り始めると小さなスペースから始められ、少しずつ道具を集めていけます。材料も少なくて済むため試行錯誤もしやすいです。
    革小物だとたくさん作って使ってもらい反応や意見を聞くことができるのも良い点です。
  • Step1の革モノたち

    積みマチ名刺入れ
  • 革を積み重ねてマチを作る、積みマチ
    二つ折り革モノの組み立て基礎を学びます。
  • 積みマチ名刺入れ

    ペンケース
  • ファスナーを使った丸ペンケース
    ファスナー作りや丸マチの貼り方を学びます。
  • ペンケース

    バインダー
  • 二つ折り革モノのクセ張りの基本
    バインダー金具の取り付けを学びます。
  • バインダー


  • 小物のサンプルは20種類以上あり、それぞれ学ぶ内容が違います。
    好みのモノや内容で選び、革モノ作りの楽しさを感じていただけたらと思います。

  • Step2

    いよいよ中物作り

    step2-gallery

  • 革小物の製作後に中物に入ります。革小物と違いパーツの数が増え扱う革材料が大きくなり、組立てが複雑になってきます。
    しかし革小物作りの学んだことの応用で製作ができ、中物では主に型と中物作りの技術を学びます。
    型を学ぶとは、トートバックでいえばA4が入るサイズであり財布でいえばお札のサイズと製作するにあたり留意する点を学ぶことです。
    オリジナル革物作りをするための基礎学ぶために革中物作りになります。また革小物にはなかった玉ブチや巻きベリ、小物では使わない金具も使用します。
    靴作りも中物の製作になります。
  • Step2の革モノたち

    手編みグラニーバック
  • 革編みの基礎
    裏地付けとファスナーポケットを学びます。
  • 手編みグラニーバック

    二つ折り財布
  • 財布の組み立て基礎
    カード段と小銭入れを学びます。
  • 革モノづくりのススメ

    口枠ショルダーバック
  • 口枠の使い方やベルトの繋ぎ方
    カラクリ止めを学びます。
  • 口枠ショルダーバック


  • 中物はパーツ数も多く複雑になりますが、小物作りでの基礎を押えていれば大丈夫。
    バックや靴など種類が増えるので実用性とさらにファッション性も広がります。

  • Step3

    挑戦!!大物作り

    step3-gallery

  • 最後に大物作りもあります。こちらはあまり日常使いをするものではないのですが、手縫い製法の王道のようなものを作ります。
    トランクやブリーフケース、ダレスバックなどになります。ハンドル作りや錠前の取り付けなど中物で学ばなかった事をします。
    ここまで来ると大体の革モノモノづくりはできるようになっています。
  • Step3の革モノたち

    ダレスバック
  • 口枠フレームと錠前金具の取り付け
    革のハンドル作りの応用を学びます。
  • ダレスバック

    トランク
  • 横引き金具の取り付け
    トランク作りの考え方と応用を学びます。
  • トランク


  • 大物は今まで学んできたことの応用となります。
    トランクやダレスバックなど革モノの伝統的なカタチにも挑戦できます。
    ここまでこれば、革モノ作りのポイントもしっかり押さえられ、どんどん新しいものを製作していけるでしょう。