2019-03-10
世界の羊たち -The sheeps of the world-
北海道に行ったときのお話。
羊の丘という場所を訪れました、羊がたくさんいました。
世界のいろいろな羊たちがここで飼育されていました。
食肉や羊毛のために飼われているそうです。
革のお話ですが、日本の羊たちの皮が流通することはほぼありません。
ほとんどが、ウェットブルーと言って海外で半分鞣された状態で日本に輸入されたものをタンナーさんが再鞣しをし、流通しています。
あるのかも知れませんが、自分は国産の羊革を見たことはありません。
近くにある羊の解体場のお話ですと廃棄されているとのことでした。
せっかくなので、羊の丘にいた羊たちの写真を載せます。
羊の説明もございましたので合わせて。
サフォーク種
粗飼に耐え、丈夫で環境適応力の高い種。羊毛は白色。
サウスダウン種
イギリス原産の歴史の古い羊。
チェビオット種
環境適応性もよく丈夫で活発。羊毛は光沢があり、量も多い。
ロマノフ種
強健で粗放な飼育にも耐える。羊毛は綿毛と粗毛が混じっていて、あまり良質とは言えない。
ジャコブ種
角が特徴的で2本~4本の羊がいる。羊毛は丈夫だか固め。野性的な風貌だが、人に慣れやすい。
偶然なのですが、自分の好きな小説である村上春樹氏の「羊を巡る冒険」に関わりのある場所だそうです。
とても素敵な景色の場所なのですが、読んでいた小説の舞台がここなのかなと思いながら見る景色はより一層きらきらとしていました。
また近日に革の勉強に訪れる予定です。
春の羊の丘も楽しみです。
関連記事