緑と青と黄と白のある町のお話 新しい年
年末年始。
遊びに仕事にあっちこっちしている間に、何も覚悟せぬまま年が明けてしまった。
毎年のことではあるけど、「少しは学ぼうよ」と、ちょっと昔の自分に言いたい。
31日夕方に車で実家を目指す。
年末は実家である伊豆市土肥にて母の様子を見に行ったり、幼少期にお世話になった方々へ挨拶をして周る。
そして新しい年にshujiworksはどんな楽しいことをしようかと腰を据えて考えるために(東京の工房や自宅にいると、いろんな誘惑や目につく作業を進めてしまうので考える場には向かないのです!)
土肥という小さな町。ここで18年育った。山も海もある。自分の根っこがまだ残っていることを帰るたびに思い出す。
そんな小さな町にある根っこを拾いながら町中を散歩し昨年のこと思い出し、これから先に楽しく繋ぐことを考える。
かくれんぼをした神社。裸で泳いだ川沿い。一番広いと思っていた小学校のグラウンド。秘密基地にしていた桑の木の裏などなど。
いろんな場所に温かく見守ってくれた大人たちの存在もあった。
記憶の点と点をつなぎそこから浮かび上がるカタチ、抽象的であるそのカタチの中に可能性を見出す。世界を認識し始めた幼い日々から今の自分が立っている場所まで。また1から創める。
電話の交換技師のようにあちらから持ってきた線をこれからのこちらの線に「カチッ!」
こちらは少し時間を置いて置いたほうが良いからまだ繋げないでおこう「コトッ!」
ジャックの抜き挿しを行うような頭の作業。
そして町を一回りし実家に着く頃には大抵の事はまとまる。真っ白の紙だったものが大まかだけど線や色が入る。
住んでいる場所から離れれば離れるほど住んでいた町のありがたさがわかる。うん。
そんな風に年を始めたshujiworksです。
今年は高く飛ぶために身をかがめるようなそんな年になりそう。
shujiworks手縫い革教室 手縫いの鞄教室 レザークラフト教室 体験教室 東京都中央線国立駅 徒歩7分
革小物修理 革もの修理 革の財布修理 革手袋修理 革のバック修理 革のベルト修理革のショルダー修理 革のトランク修理 革のパンツ修理 革靴修理 革ジャン 革ジャケット修理