Handmade Free Time
- 教室での製作が日本の職人たちの培った革技術を身につける時間とすると、自主製作の日はオリジナルな可能性を拡げる時間と考えています。
- 作りたいものを試行錯誤しながら作ってみたり、復習を兼ねてそれをアレンジしたり。
- 手縫い革教室ですが、この時間に革ミシンや革漉き機、箔押しやクリッカーなどの取り扱いも教えております。
- その他に革技術以外も何かしらのヒントになりそうな技術を試せるように道具や材料をご用意しています。
- 修理など製作以外にも革のメンテナンスなどもできます。
自主制作で出来ること
1. オリジナル革モノの製作
- 普段の教室はshujiが主体となって進め方を教えています。割合でいうと7:3くらい?
自主製作ではそれが逆転します。
自分はこうしたいのですが、どうすればいいでしょう?
では、こんなやり方はどうですか?
手順は自身で考えて shujiは知恵袋的な立場で存在します。 - 自主製作は自分で考えて進めるのをサポートしてもらえる時間と思ってもらえれば。
いままで教わったことを復習したり、改良したり書籍を見ながら進めていくのも自由です。
試行錯誤することがオリジナルの革モノづくりの近道と考え、shujiworks手縫い革教室ではそんな時間を設けました。 - 自分が使っているお気に入りの革モノを直しながら使い続ける。
製作することとは違うけど、生活のなかにあったら良い技術です。
バックや靴のメンテナンスもします。長く使い続けられるように壊れないように掃除をしたり、オイルアップしたりします。
修理をすると縫いの順番や形、なぜこの製法で作られたのか学ぶことができ、革モノづくりの製作に活かすことができます。
市販されているものと自分が作る手縫い革モノの違いも知っておくと良いと思います。 - 金具を自分で作ってみます。
革モノづくりでは金具に合わせて革モノを作ります。
ですが革物に合わせて金具を作れたら、新しい可能性が見えてきます。
主に真鍮を使って製作します。特別な道具ではなくホームセンターで売っている道具類がメインとなります。 - 革と全く違う素材の金属。金属の色や表面のテクスチャを変えたりしてオリジナル金具を作ります。
そのほかにエッチングを使ったプレート作りや刻印での名入れもできます。
金具作りを覚えると革物のためだけでなく、日常使うもののパーツを作ったりもできます。 - 手縫いの教室なのですが、革に使用する機械がたくさんあります。
手縫いの良さは知っていますが、機械で作ることの楽しさも知っています。
機械を使ってみたら自分はこちらも好きかもと考えるきっかけになるかもしれません。
それでも良いと思うんです。
厚物ミシン(yakumo 681L )と極厚物用ミシン(JUKI TSU-471)は皮革用のミシン。
生地を縫うミシンとは違う、皮革専用のミシンです。
八方ミシン(DI-4)は修理用のミシン。
なかなか使う機会は少ないのですが、面白い動きをするミシンですので変わった製作に使用できるかも知れません。
NIPPYの革漉き機。革のコバ(端部)を薄くするのに使う機械。
手漉きでもこと足りますがあると便利な機械。コバ(端部)だけでなく幅広く漉くこともできます。 - クリッカーという革を型通りに裁断するための機械。
個人で使用する事はなかなかない機械です。ゆくゆくたくさんの人に作りたいと考えている方は知っておくと良い機械。
靴用グラインダー。靴底をキレイに整えたり、革の接着部分を荒らしたりするのに使用します。
革を研磨したり、染めてからグラデーションにしたりといろいろな使い方があります。
いろんな機械を知ることが、自分なりの革モノづくりをするお手伝いになればと考えています。 - 革から離れますが、器や椀などの割れやカケを直します。
自分だけでこっそりやっていたのですが、やってみたい人が意外に多いので自主製作では簡単な金継ぎを教えています。
生活の中、身のまわりにあるものを自分で直す。こちらは一緒に学んでいくススメ方です。 - こちらも革から離れますが、植物(ドライフラワー)や昆虫の標本作りを興味がある人に教えたりもします。
これは完全にshujiの趣味な世界。植物や昆虫からデザインやラインを学んでいるshujiです。
それらを使ってコサージュをつくったり、オブジェを作ったりしている方もいます。
2. 革モノの修理
3. 真鍮を使った金具づくり
4. 皮革機械の練習
5. 漆を使った修理
6. 標本作り