2017-02-25
Making things 20,000 years ago and making horn products -2万年前のモノ作りと角モノ作り-
フランスの西南部ヴェゼール渓谷という場所にクロマニョン人の残した壁画がある。
1940年に犬の散歩をしていた少年が偶然に発見した場所(ワンちゃんが洞窟に落ちて見つけたというお話しだそう。ナイスなワンちゃん☆)
なんのために書いたのか。もちろん電気もガスもなく絵具も筆もなく、今日のご飯さえ心配だったはず。
思いを馳せ今の時代、今の自分と比べると生命の力強さが格段に違う気がします。
そんな洞窟の中には縫うための道具が落ちていたそうです。
寒さをしのぐ為に毛皮を縫い合わせ身を守る服を作った。 道具名を「針」と言います。
2万年前の針。
骨や角を石の砕いたもので削りだし、研磨して作ったもの。
現在のカタチとまるっきり同じです。
針と傘は進化しないんですね。
針一つ作れるか作れないかで命を左右しかねない問題に。(寒くて大変、身を守れない!!)
針の凄さに気が付くことが出来きました。
そんな道具をみていたら自分も作りたくなってきます。
なので、猟をして獲った角を加工して革の道具を作ってみました。
革のコバを磨くための道具(スリッカ―)です。あと飾りを入れるための道具(ネン)の用途も合わせたものを作ってみました。
試してみるとなかなか良い感じです。
アメリカの先住民であるネイティブアメリカンが使っていたという道具。
これで作ったら大自然のダイナミズムも込めることができそう。
とても贅沢な道具ができました☆
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